辺野古、沖縄県に是正指示 国交相、設計変更承認求め

 斉藤鉄夫国土交通相は28日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に向けた防衛省の設計変更申請を5月16日までに承認するよう、県に是正を指示した。県が承認の勧告に応じなかったためで、地方自治法に基づき、一段強い対応に踏み切った。県は総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出るなどの対抗措置に出るとみられる。

 斉藤氏は、玉城デニー知事への指示文書で「(不承認は)著しく適正を欠き、明らかに公益を害しているものと言わざるを得ない」と批判した。


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