絶景の樹氷観賞へ列車増発 秋田内陸鉄道、2月末まで

秋田県北秋田市にある森吉山阿仁スキー場の樹氷=1月(同スキー場提供)

 青森の八甲田山、山形の蔵王と並ぶ日本三大樹氷の一つ、秋田県北秋田市の森吉山を観賞できる期間に合わせ、秋田内陸縦貫鉄道(同市)は臨時列車を1日1本増発している。2月末まで。

 「スノーモンスター」と称される樹氷群はアオモリトドマツの木に雪と氷が付着して大きな塊に“成長”した自然の造形物。森吉山阿仁スキー場によると、昨シーズンは約4千人が壮大な景観を見学に訪れた。

 快速列車「森吉山樹氷ライナー」は角館(仙北市)―阿仁合(北秋田市)間を走行、普通運賃で乗車できる。スキー場までは事前予約制の相乗りタクシーで向かう。


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