大阪府警に万博準備室 春に設置へ、府市と連携

大阪府警本部

 大阪府警が春の人事異動に合わせ、2025年の大阪・関西万博に向けた準備室を設置する方針であることが29日、府警関係者への取材で分かった。大阪府と大阪市が1月1日付で設置した共同部署「万博推進局」のカウンターパートの役割を担う。警務部に置く方向で、これを機に準備を本格化させ、警備や交通などの課題に府市と連携して対応する。

 1990年4月から9月に大阪市で開催された「国際花と緑の博覧会」(花の万博)では、府警は同年3月に会場警察隊を設置。開催半年前に開設準備室を置いた。府警は当時の対応も踏まえ、今後、万博開催が近づくにつれ、準備室を拡大する見通し。


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