共通テスト流出、スマホ1台で 女子大生が供述

 大学入学共通テストの試験中に出題内容の画像が流出した問題で、関与を認めた大学1年の女子学生(19)=大阪府=が警視庁の任意の事情聴取に「スマートフォン1台で撮影や送信をした」という趣旨の話をしていることが28日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は詳しい流出手段を調べている。

 捜査関係者によると、女子学生は「カンニング目的だった」とも説明。試験を混乱させる意図はなかったとみられ、警視庁は大学入試センターの業務を妨害したとする偽計業務妨害容疑に当たるかどうかなどを調べるため、任意聴取を続ける。


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