東京都、予算案7・8兆円 コロナ対策、脱炭素で過去最大

東京都庁(中央)と周辺の町並み

 東京都は28日、一般会計を過去最大の7兆8010億円とする2022年度当初予算案を発表した。前年度比5・1%増で、新型コロナウイルス感染症対策や脱炭素化に向けた取り組みに重点配分する。

 新型コロナ対策費は5911億円。病床確保や検査体制の整備、ワクチン接種推進などに3610億円、中小企業向けの融資事業に2051億円を充てる。

 脱炭素化関連は971億円で、災害にも強い太陽光発電住宅の普及に247億円、水素ステーションの導入促進に177億円を配分する。

 歳入は都税が11・6%増の5兆6308億円で、3年ぶりの増。


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