自動車8社、国内生産4%減 部品不足、2年連続の低水準

 国内自動車大手8社が28日発表した2021年の国内生産台数は、前年比4・2%減の739万1194台だった。新型コロナウイルス感染拡大で東南アジアからの部品調達が滞ったほか、半導体不足も深刻化し、2年連続の低水準となった。減産はしばらく続く見通しで、日本経済に痛手となりそうだ。

 三菱自動車以外の7社が20年を下回った。ホンダは15・6%減、トヨタ自動車も1・5%減。SUBARU(スバル)は16・7%減、日産自動車は2・5%減、マツダ、ダイハツ工業、スズキは1・5〜5・8%減となった。三菱自は20年の落ち込みが大きかったため、反動で10・7%増となった。


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