違法寄付疑いで書類送検 会社会長、自民北海道支部に

 自民党の伊東良孝衆院議員が代表を務める同党北海道7区支部に違法な寄付をしたとして、道警が公選法違反(特定寄付の禁止)の疑いで、釧路市の70代の会社会長を書類送検していたことが28日までに捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は、会長の会社が国の公共工事を受注していたにもかかわらず、2021年9月、7区支部に会社名義で15万円を寄付した疑い。公選法は国から工事を受注している企業が国政選挙に関する寄付をすることを禁じている。

 7区支部は全額を会社側に返金し「会社が国の工事を受注していたことを把握していなかった」と説明した。


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