個別試験も不正防止の徹底を 文科省、各大学に要請

 文部科学省は27日、大学入学共通テストの出題内容の外部流出問題を受け、国公立大の2次試験など各地の大学の個別試験でも、受験生が所持する電子機器の状態を確実にチェックするなど不正行為の防止を徹底するよう各大学に要請した。

 文科省によると、会場内の見回りを強化するため試験監督に注意喚起することも求めた。2月に入ると私立大入試が本格化し、国公立大では同25日に2次試験の前期日程が実施される。

 流出問題を巡っては、大学入試センターが今月26日、同29、30日の共通テスト追試験会場となっている全国の大学に対し対策強化を促す通知を出している。


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