トンガ、離島被災者は首都移住も 首相「厳しい選択」、津波が打撃

トンガ・マンゴー島の衛星画像。上が2020年8月17日、下が22年1月20日(Satellite image (C)2022 Maxar Technologies提供、AP=共同)

 【シドニー共同】南太平洋トンガのフアカバメイリク首相は27日までに、大規模噴火による津波で多くの家屋が失われ避難している離島住民に、最終的に故郷に戻るか、首都ヌクアロファのある島に移住するか「厳しい」選択を迫らなければならないと述べた。ニュージーランドのテレビ局ニュースハブとのインタビューで語った。

 15日の津波で、トンガ中部にあるマンゴー島など海抜の低い離島は、全ての家屋が流されたり破壊されたりするなど深刻な打撃を受けた。

 マンゴー島の住民は、いったん近くのノムカ島に逃げたが、病院や警察署が破壊されていたため現在は首都のあるトンガタプ島に避難している。


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