ローソン、宅配向け調理参入 都内で実験、25年度に千店へ

ローソンの店内調理のイメージ=東京都内

 ローソンは27日、宅配向けの調理事業に参入したと発表した。コンビニの調理場で作った料理を、宅配サービス「ウーバーイーツ」などが注文者の自宅や勤務先に届ける仕組み。同じ商品は店内で販売しない。3月までに都内5店舗で実験的に展開し、2025年度には全国の千店へ拡大する計画だ。

 新型コロナウイルス禍で拡大する食品宅配の需要に対応するほか、テレワークの増加で都心部の店舗を中心に弁当などの売り上げが落ち込んだため、調理場の有効活用につなげる狙いもある。

 ウーバーイーツのアプリなどを経由して注文を受け、ローソンの従業員が調理する。


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