日航、対中通販支援を開始 現地アプリに専用サイト

日本航空が開設した通販サイトのトップ画面

 日本航空は27日、中国の消費者向けにインターネット通販に乗り出す日本企業への支援サービスを実際に始めた。中国IT大手、騰訊控股(テンセント)のスマートフォンアプリ「微信(ウィーチャット)」に専用の通販サイトを開設。全国の企業から参加を募り、出品から配送、現地での販売促進活動、決済までを一括支援する。

 北海道の農協の野菜ソースや、千葉県と京都府の企業が扱う美容液、沖縄県酒造協同組合の泡盛などの紹介を始めた。他に10都県の企業などが参加を決めており、日航は全国34の営業支店を中心に産品の収集を進め、順次取り扱いを拡大する。


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