デジタル通貨事業縮小か 旧フェイスブック

米IT大手メタ(旧フェイスブック)のロゴ=2021年10月、米カリフォルニア州(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は26日、米IT大手メタ(旧フェイスブック)が主導するデジタル通貨「ディエム」について、運営団体ディエム協会が技術を銀行に売却し、事業を縮小すると報じた。

 売却先はディエム協会の提携先のカリフォルニア州にあるシルバーゲート銀行で、売却額は約2億ドル(約230億円)の見込み。同銀行はドルを裏付けとするデジタル通貨「ディエム・ドル」の発行を計画している。

 ディエムは2019年に「リブラ」の名称で構想が発表され、大きな話題となった。


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