北朝鮮が短距離ミサイルか 今年6回目、2発発射

北朝鮮の飛翔(ひしょう)体発射を受け、記者団の取材に臨む岸田首相=27日午前、首相官邸

 【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は27日、北朝鮮が同日午前8時(日本時間同)ごろ、東部咸興付近から短距離弾道ミサイルと推定される2発を発射したと発表した。日本政府関係者によると、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。巡航ミサイルと推定されるものも含めると、北朝鮮の発射は今年6回目になる。

 岸田文雄首相は27日、官邸で記者団に対し、情報収集を進めているとした上で、相次ぐミサイル発射に関し「弾道ミサイルも含まれている。国連安全保障理事会の決議違反で、大変遺憾だ」と述べた。日本の航空機や船舶への被害情報は入っていない。


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