論文捏造は懲戒解雇相当 京大が元教授の責任認定

 京都大は25日、霊長類研究所(愛知県犬山市)の正高信男元教授(67)の論文4本が捏造だったとして懲戒解雇相当と認定した。正高氏は2020年3月に定年退職しているが、退職後5年以内なら懲戒に当たる行為の責任を認定できるとの就業規則に基づいた。留保していた退職金は支払わない。

 京大は昨年10月、論文4本が捏造だったと発表。京大によると、正高氏は聞き取りに応じず、実験データも提出しなかった。これに対し正高氏は「データは霊長研に置いて退職しており、提出に応じないというのは的外れだ」とのコメントを出し、京大側の対応を批判していた。


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