新聞読者関心は放火事件やコロナ 昨年12月の協会調査

 日本新聞協会は25日、読者が新聞、テレビ、インターネットといった各メディアにどう接したかを調べる「新聞オーディエンス調査365」の昨年12月分の結果を公表した。新聞記事への接触が最も増えたのは、大阪・北新地でビル放火殺人事件が起きた翌日の12月18日。容疑者の情報や、犠牲者が25人にも上った要因に関心が集まった。

 2番目は12月8日で、新型コロナウイルスの「オミクロン株」が世界中に広がり、国内の医療体制や水際対策が注目された。北京冬季五輪・パラリンピックに政府高官を派遣しない「外交的ボイコット」や、真珠湾攻撃80年の話題もあった。


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