2022年1月25日 18:07 | 無料公開
大相撲初場所で優勝し、インタビューで笑顔を見せる御嶽海=23日、東京・両国国技館(代表撮影)
大関昇進が確実な御嶽海は26日の伝達式で、決意の口上を述べる。紋付きはかま姿で晴れ舞台に臨んだ先人たちはそれぞれの言葉を残し、大関としての覚悟を決めた。
出羽海部屋の大先輩、三重ノ海は「謹んでお受け致します」と簡潔に述べた。現役大関では貴景勝が「武士道精神を重んじ」と発し、正代は「至誠一貫」という四字熟語に思いを込めた。
四字熟語は平成の大相撲ブームを巻き起こした「若貴兄弟」でおなじみとなった。
御嶽海は自らの口上について「シンプルに。難しいことは言わないと思う」と24日に語った。29歳で看板力士の座をつかんだ男は、どんな言葉を選ぶのか。