2022年1月25日 08:27 | 無料公開
【ロサンゼルス共同】労使が決裂している米大リーグで機構(MLB)と選手会が24日に交渉を行い、選手会は提案していたフリーエージェント(FA)の期間短縮や収益分配の見直しを取り下げる対案を提示した。AP通信が報じた。交渉は25日も引き続き行われる。
両者は13日に昨年12月のロックアウト突入後初めて交渉を再開した。前回交渉では主要争点のFAの権利取得条件などに関するMLB側の提案を選手会が受け入れなかった。選手会は今回、FA期間の6年から5年への短縮や、年間1億ドル(約114億円)の収益分配額を約3千万ドルへ削減する案を下げ、譲歩を示した形となった。