大リーグ選手会、機構に対案提示 FA期間短縮など取り下げ

 【ロサンゼルス共同】労使が決裂している米大リーグで機構(MLB)と選手会が24日に交渉を行い、選手会は提案していたフリーエージェント(FA)の期間短縮や収益分配の見直しを取り下げる対案を提示した。AP通信が報じた。交渉は25日も引き続き行われる。

 両者は13日に昨年12月のロックアウト突入後初めて交渉を再開した。前回交渉では主要争点のFAの権利取得条件などに関するMLB側の提案を選手会が受け入れなかった。選手会は今回、FA期間の6年から5年への短縮や、年間1億ドル(約114億円)の収益分配額を約3千万ドルへ削減する案を下げ、譲歩を示した形となった。


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