大阪高裁裁判官がコロナ感染 刑事部、13期日取り消し

 大阪高裁は24日、同高裁の刑事部に所属する裁判官が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1月21日〜2月3日に予定された刑事裁判のうち、この裁判官が関係する判決言い渡しや公判など13期日を取り消した。回復状況などを考慮して期日を指定し直す。

 高裁によると、裁判官は20日夜に発熱し、翌21日に医療機関を受診して陽性が判明。20日まで裁判手続きに立ち会っていたが、事件の当事者や裁判所の職員らに体調不良を訴える人はいないという。裁判官は平熱に戻り、自宅で療養している。


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