立民大阪、維新対策で後手 衆院選総括「背水の陣」

 立憲民主党大阪府連は24日までに、昨年10月の衆院選で大敗した結果を総括した文書をまとめた。大阪を拠点とする「日本維新の会」対策が党本部と共有できずに後手に回り、目標とした無党派層をつかめなかったと分析。夏の参院選や来年春の統一地方選に向けて「背水の陣」で臨む必要があると示した。

 立民は大阪府内の13選挙区で候補を擁立したが、ベテランの辻元清美氏や平野博文氏が相次ぎ落選し、森山浩行氏のみが比例代表で復活当選した。府連代表の森山氏は22日の記者会見で「議員が大量に落選して体制が弱っている」として、党本部がてこ入れする方針だと説明した。


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