御嶽海「今までにない気迫」 初場所V、大関昇進を確実に

3度目の優勝から一夜明け、笑顔で記者会見する関脇御嶽海=24日午前、東京都墨田区の出羽海部屋(日本相撲協会提供)

 23日の大相撲初場所千秋楽で13場所ぶり3度目の優勝を果たし、大関昇進を確実にした関脇御嶽海(29)=本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋=が一夜明けた24日、オンライン記者会見で「今までにないような気迫を見せて相撲を取れた。気持ちを切らさず、(初日から)9連勝もできたので自信になった」と13勝2敗で制した15日間を振り返った。

 日本相撲協会広報部によると、長野県出身力士の大関誕生は江戸時代の1795(寛政7)年、天下無双とされた伝説的な強豪の雷電以来で227年ぶり。「相撲を知らない方にも雷電という名前を知ってもらう。それはすごくうれしく思う」と話した。


  • LINEで送る