公約達成へ政府と連携強化 再選の沖縄・名護市長

沖縄県名護市長選から一夜明け、当選を伝える新聞を手にする渡具知武豊氏=24日午前

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が主要争点となった名護市長選から一夜明けた24日午前、再選を果たした現職渡具知武豊氏(60)は報道陣の取材に応じ「公約達成に向け頑張りたい。予算の裏付けも必要だ」と述べた。コミュニティーバス導入の他、ホテルや商業施設の誘致といった政策実現に向け、政府との連携を強化する考えを強調した。

 移設については「市民に反対が多いのは変わらない。国と県の推移を見守るのが私の明確な態度で、それを受けて市民が判断したのではないか」と話した。

 選挙戦では、移設推進の岸田政権が渡具知氏を支援した。


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