22年度予算案、13カ所誤り 総務相「著しく緊張感欠いた」

 2022年度予算案のうち、総務省の支出明細書に誤りが見つかり、金子恭之総務相、鈴木俊一財務相が24日の衆院予算委員会で陳謝した。総務省によると、組織名称など13カ所のミスがあった。金子総務相は「入力ミスがあり、確認作業を怠っていた。著しく緊張感に欠けていたと言わざるを得ず、申し開きできない。おわび申し上げる」と述べた。

 予算案は政府が国会へ提出。立憲民主党の指摘を受け、総務省が精査した結果、誤りが分かった。明細書は具体的な支出項目と金額などを記載したもので、総務省分で「統計委員会」とすべき箇所が「政策評価審議会」などとなっていた。


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