4回目接種でリスク減少 イスラエル、ワクチン調査

 【エルサレム共同】イスラエル保健省は23日、新型コロナワクチンの4回目接種が3回目と比べ、感染したり重症化したりするリスクを減少させるとの初期分析結果を明らかにした。複数の地元メディアが伝えた。

 保健省によると、60歳以上で、米ファイザー製ワクチンを4回接種した市民約40万人と3回接種の約60万人を比較。4回接種者が感染するリスクは2分の1、重症化するリスクは3分の1だったという。

 細かいデータは明らかにしていない。4回接種者はいずれも3回目の後4カ月以上経てから追加接種した。

 イスラエルでは、今月から医療関係者や60歳以上を対象に、4回目を開始した。


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