エマニュエル米大使が来日 バイデン氏との関係強み

羽田空港に到着した米国のラーム・エマニュエル新駐日大使(中央)=23日午後

 米国のラーム・エマニュエル新駐日大使(62)が23日、来日した。オバマ政権で大統領首席補佐官を務めるなど豊かな公職経験を持ち、バイデン大統領との関係の近さが強み。中国との競争激化で日米の共同歩調がかつてなく重要となる中、日米の橋渡し役として同盟深化に乗り出す。

 同日午後、羽田空港に到着。新型コロナウイルス対策として隔離期間を置いた後、バイデン政権の駐日大使として活動を本格化する。駐日米大使はハガティ前大使(現上院議員)が2019年7月に離任後、約2年半にわたって空席となっていた。(共同)


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