コロナ感染爆発、英などで峠越え 「次の変異株」なお警戒

ロンドンの屋外で集まって騒ぐ大勢の市民ら=2021年12月31日(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】新型コロナウイルスの変異株オミクロン株が早期に確認され爆発的に感染者が増えた南アフリカや英国、カナダなどで、感染拡大のピークを越えたとの認識が広がっている。米国も新規感染者数の伸びは鈍化し、頭打ちの気配。社会の正常化に期待が高まるが、専門家は「次の変異株」を警戒。ワクチンの公平分配が重い課題だ。

 世界で初めてオミクロン株を報告した南アは昨年12月半ばには新規感染者が減少に転じ、経済の再生に注力。英国も昨年11月27日の1例目発表から1カ月余りの年明けに峠を越え、10日ほどで半減した。


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