コロナ待機期間、弾力運用検討も 濃厚接触者の対応で厚労相

19日、新型コロナ対策の基本的対処方針分科会で発言する後藤厚労相=東京都千代田区

 後藤茂之厚生労働相は23日のNHK番組で、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者の待機期間に関し、より弾力的運用を検討する可能性を示唆した。「(介護職など社会機能維持に必要な)エッセンシャルワーカーらについて、感染や地方の状況を踏まえ必要であれば、弾力的運用をもう少し考えていくことも検討しなければならない局面も来るだろう」と述べた。

 厚労省は今月、新変異株「オミクロン株」の感染拡大を受け、濃厚接触者の待機期間を14日間から10日間に短縮。エッセンシャルワーカーに限り待機6日目の検査で陰性なら解除できるとした。


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