繁華街の人々、足早に帰宅 まん延防止も感染収まらず

新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」適用後初の週末、横浜市中区の中華街を歩く人たち=22日午後

 新型コロナの「まん延防止等重点措置」の対象に追加された首都圏や東海、九州など13都県が適用後初の週末を迎えた22日、対象地域は感染拡大の勢いが収まらず、繁華街で帰宅を急ぐ姿が見られた。

 週末の歩行者天国が中止となった東京・銀座。夫婦で買い物に来た練馬区の主婦(65)は「本当は食事をして帰りたかったが、感染が怖いのでまっすぐ帰ることにした」と残念そうだった。

 熊本市のアーケード街では、措置期間中は休業するとの張り紙をした居酒屋も。

 横浜市の赤レンガ倉庫では出店などが並び、観光客でにぎわっていた。神奈川県の女性(25)は「思ったより人が出ていた」と話した。


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