NY株続落、450ドル安 金融引き締めで景気懸念

ニューヨークのウォール街にある標識(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日続落し、前日比450・02ドル安の3万4265・37ドルで取引を終えた。終値では昨年12月1日以来、約1カ月半ぶりの安値。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを急ぐとの観測から、米経済の先行きへの懸念が続き、景気に敏感とされる銘柄やIT関連株が売られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落して385・10ポイント安の1万3768・92となり、終値としては約7カ月半ぶりの安値。前日に決算発表した動画配信のネットフリックスが有料会員獲得の伸び悩みから大きく下落した。


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