ドイツの新規感染、最多11万人 2月ピーク、接種義務に異論も

 【ベルリン共同】ドイツ衛生当局は19日、新型コロナウイルスの過去24時間の新規感染者が過去最多の11万2323人になったと発表した。国内では新変異株オミクロン株が急拡大。新規感染の70%以上を占め、ラウターバッハ保健相は2月に感染のピークを迎えると述べた。ショルツ首相はワクチンの接種義務化を模索するが、政権内からは異論も出ている。

 ドイツでは今年に入り、新規感染が再び急増。ワクチン接種完了者は人口の72・8%と日本を下回る一方、追加接種を終えた人は47・6%に上り、接種懐疑派と推進派の二極化が進む。死者数は大きく増えていない。


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