パナ、賃貸で家電サブスク 入居時から利用可能

パナソニック製品を備えた家電付き賃貸住宅のモデルルーム

 パナソニックは19日、賃貸住宅で同社の家電を定額利用できる「サブスクリプション」サービスを始めると発表した。洗濯機や冷蔵庫、調理家電などが対象で、物件のオーナーや管理会社に導入を働き掛ける。入居者は自ら購入しなくても引っ越してきてすぐに先進製品を利用でき、オーナーは物件の魅力を高められる利点がある。

 新サービス「ノイフル」では、オーナーなどの要望に応じて家電の種類や数、料金を決める。1部屋当たり月額5千〜2万円相当を想定し、家電の設置や修理費用はパナソニックが負担する。まずは東京建物や東急不動産などと連携して首都圏から導入し、順次全国に広げる。


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