2022年1月19日 07:10 | 無料公開
人員や支援物資を載せ、トンガに向け出発するニュージーランド軍の軍艦=18日、オークランド(同軍提供・ロイター=共同)
【シドニー共同】海底火山の大規模噴火と津波に見舞われた南太平洋の島国トンガでは、19日もがれきや火山灰を取り除く作業が続いた。空港の滑走路に火山灰が積もっており、復旧は難航。輸送機が着陸できるめどが立たないため、ニュージーランド軍は18日、人員や支援物資、ヘリコプターを載せた軍艦1隻をトンガに向け出発させた。
オーストラリア軍も医療資材やヘリを積んだ軍艦の派遣を準備。到着に5日ほどかかるという。支援物資を積んだ輸送機も出発できる態勢を整えている。上空からの物資投下も検討している。オーストラリアのメディアによると、空港の復旧は20日以降になる可能性がある。