2022年1月18日 19:27 | 無料公開
5日、イスラエル中部で新型コロナウイルスの4回目のワクチン接種を受ける人(ロイター=共同)
【エルサレム共同】イスラエルの国立病院、シェバ・メディカルセンターは17日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種は新変異株「オミクロン株」の感染防止には効果が不十分との初期調査結果を発表した。
センターは昨年12月から4回目接種を試験的に実施。地元メディアによると、4回目として米ファイザー製や米モデルナ製を接種した医療関係者270人超を調査したところ、接種から2週間後、抗体レベルは上昇したものの、オミクロン株を防ぐには不十分だった。
調査を担当するギリ・レゲブヨハイ教授は「4回目を接種しても多くの人がオミクロン株に感染している」と指摘した。