北ミサイル発射、韓国与党に不利 李大統領候補のブレーンが懸念

インタビューに応じる韓国の李鍾ソク元統一相=韓国・城南(共同)

 【ソウル共同】韓国の革新系与党「共に民主党」の大統領候補、李在明前京畿道知事の北朝鮮政策などのブレーンを務める李鍾ソク元統一相が18日までに共同通信と会見し、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射について「(緊張が高まることで)李候補に非常に不利に働く」と選挙への影響を懸念し、自制を求めた。

 大統領選が3月9日に迫る中、保守系野党が「北朝鮮の挑発を防げずにいる」と革新系の文在寅政権を攻撃する材料に使われるとの憂慮を示した。革新政権は過去全ての南北首脳会談を行うなど、北朝鮮との対話を重視してきた経緯がある。


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