北朝鮮、ミサイル発射を報道 17日に2発、目標命中

北朝鮮が行ったミサイルの発射実験=17日(朝鮮中央通信=共同)

 【北京共同】朝鮮中央通信は18日、北朝鮮の国防科学院などが17日に同国西部でミサイル実験を行い、発射した2発が日本海にある島の目標に命中したと報じた。配信された写真に写っているミサイルは、2020年3月に発射された、低高度で変則的な軌道を取る「KN24」と呼ばれる短距離弾道ミサイルに外形が似ており、同型か改良型の可能性がある。

 朝鮮中央通信は「生産・装備されている戦術誘導弾(ミサイル)を選択して兵器システムの正確性を検証する目的」で発射したと説明。米国の制裁強化の動きをけん制する軍事的デモンストレーションとしても行ったとみられる。


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