2022年1月17日 19:24 | 無料公開
撤去や立ち退きを求められている「伝法院通り」の店舗=17日午後、東京都台東区
全国有数の観光地の浅草寺(東京都台東区)近くにある「伝法院通り」の32店舗が区道の使用許可を得ず違法な営業を続けているとして、台東区は17日、店主らに建物の撤去や土地明け渡しなどを求め、東京地裁に提訴した。
伝法院通りは、雷門のあるメインストリート「仲見世商店街」と交差する区道。店主らがつくる「浅草伝法院通り商栄会」のホームページによると、32店舗は骨董品や和小物、扇子などの土産物を長年販売してきた。
区は2018年3月、商栄会役員に違法営業であることを伝え、建物撤去について話し合うよう求め、その後も説明会を複数回開いてきた。