千葉の障害者支援施設で虐待 両手に5キロ砂袋、4時間立たせ

 千葉市は17日、同市の障害者支援施設「千葉光の村授産園」が、問題行動を起こした利用者2人に1個5キロの砂袋を両手に持たせたまま4時間立たせるなどしていたと発表した。市は虐待だったと認定、6カ月の新規受け入れ停止処分とした。

 市によると、長時間立たせたことで食事時間を過ぎた場合、パンなど保存できるものしか食べさせなかった。食事の時間や栄養量を守っていないとして、この行為も虐待と認定された。施設は聞き取りに対し「指導だった」と説明したという。

 市は2021年8月、施設関係者からの通報を受けて調査していた。


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