北朝鮮、また飛翔体発射 今月4回目、弾道弾か

首相官邸に入る岸田首相=17日午前

 【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は17日、北朝鮮が同日午前、首都の平壌(順安)国際空港付近から東方向の日本海に向けて、短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体2発を発射したと明らかにした。岸信夫防衛相は記者団に対し、弾道ミサイル2発だったと述べ、北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議したと明らかにした。北朝鮮の弾道ミサイル発射は今月4回目で異例のペース。

 岸氏によると、発射時刻は17日午前8時49分ごろと同52分ごろ。最高高度は約50キロで、通常の軌道であれば300キロ程度飛行し、北朝鮮の東海岸付近の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定している。


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