米議会襲撃、追及の民主批判 トランプ氏、責任に触れず

米西部アリゾナ州フローレンスでの集会で、支持者らを前に演説するトランプ前米大統領=15日(共同)

 【フローレンス共同】トランプ前米大統領(共和党)は15日、西部アリゾナ州フローレンスで支持者集会を開いた。2020年大統領選の結果を覆そうとしたトランプ氏支持者らによる昨年1月の議会襲撃について、民主党による責任追及の動きを「政治犯の迫害」だと批判。「米国の自由に対する前例なき攻撃だ」とも語ったが、支持者らに議会へ向かうよう呼び掛けた自身の責任には触れなかった。

 トランプ氏は議会襲撃から1年となる今月6日に記者会見を予定していたが、急きょ中止した。襲撃への見解は、今回の集会で表明するとしていた。


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