ワクチン前倒し注力―自民 感染症法の改正必要―立民

 自民党の茂木敏充幹事長は16日のNHK番組で、感染が急拡大する新型コロナウイルス「オミクロン株」に関し、ワクチン3回目接種の前倒しに注力する考えを示した。立憲民主党の西村智奈美幹事長は、病床確保の重要性を指摘し、政府が通常国会への提出見送りを表明した感染症法の改正が必要と訴えた。

 茂木氏は「医療提供体制を強化し、ワクチン接種の前倒しをさらに進めたい」と語った。西村氏は政府の新型コロナ対策に関し「いろいろな方針転換が3回目接種を遅らせてきた。自治体が混乱しないよう政府が支援すべきだ」と主張し、政府と各党による連絡協議会の再始動を求めた。


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