2022年1月15日 06:10 | 無料公開
ウォール街の標識=ニューヨーク(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比201・81ドル安の3万5911・81ドルで取引を終えた。米景気減速への懸念が強まり、投資リスク回避の売りが優勢となった。
新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染拡大を背景に、昨年12月の米小売売上高が市場予想を大幅に下回ったことがきっかけ。四半期決算の内容が嫌気された金融のJPモルガン・チェースが大幅安となったことも、投資家心理を冷やした。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、86・94ポイント高の1万4893・75。