NY株続落、201ドル安 米景気減速を懸念

ウォール街の標識=ニューヨーク(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比201・81ドル安の3万5911・81ドルで取引を終えた。米景気減速への懸念が強まり、投資リスク回避の売りが優勢となった。

 新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染拡大を背景に、昨年12月の米小売売上高が市場予想を大幅に下回ったことがきっかけ。四半期決算の内容が嫌気された金融のJPモルガン・チェースが大幅安となったことも、投資家心理を冷やした。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、86・94ポイント高の1万4893・75。


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