2021年12月13日 09:53 | 無料公開
成田山新勝寺で行われた年末恒例のすす払い=13日早朝、千葉県成田市
千葉県成田市の成田山新勝寺で13日、江戸時代から続くとされる年末恒例のすす払いがあり、作務衣にマスク姿の僧侶や職員約40人が新年に向け、仏像やお堂にたまった1年間の汚れを丁寧に清めた。
まだ薄暗い午前5時半ごろから、広さ296畳の大本堂に僧侶らが集まり、本尊の不動明王や四大明王の像をはけで払い、仏具を布で磨いた。本堂の軒下や欄間は、横一列に並んだ11人が長さ約10メートルの「ササ竹」を左右に振ってほこりを落とした。
新型コロナウイルス流行前の新勝寺は、正月三が日で約300万人の初詣客が訪れた。感染防止策としてマスク着用などを徹底し、参拝客を受け入れる。








