東証、3日ぶり反落 終値135円安

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 9日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3日ぶりに反落した。終値は前日比135円15銭安の2万8725円47銭。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に対する警戒感が和らぎ、前日まで2日連続で大幅上昇した反動で、当面の利益を確保するための売りに押された。

 東証株価指数(TOPIX)は11・45ポイント安の1990・79。出来高は約9億8400万株。

 午前の平均株価は前日終値付近で推移した。午後に入ると、平均株価への寄与度の高い半導体関連銘柄などが売られ、下げ幅がやや広がった。


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