オミクロン株、国内4例目を確認 ナイジェリア滞在の男性

厚生労働省

 厚生労働省は8日、西アフリカのナイジェリアに滞在した後に日本に到着した50代の男性が新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染しているのを確認したと発表した。国内での感染確認は4例目。男性と飛行機で同乗した乗客全員の103人を濃厚接触者として健康観察する。

 厚労省によると、男性は無症状。ナイジェリアから中東カタールを経由して4日に成田空港に到着し、検疫でコロナ陽性となったため、国立感染症研究所でウイルスのゲノム(全遺伝情報)を解析したところ、オミクロン株と判明した。

 男性は10月に米ファイザー製のコロナワクチンを2回接種していた。


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