2021年12月8日 19:05 | 無料公開
厚生労働省
厚生労働省は8日、西アフリカのナイジェリアに滞在した後に日本に到着した50代の男性が新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染しているのを確認したと発表した。国内での感染確認は4例目。男性と飛行機で同乗した乗客全員の103人を濃厚接触者として健康観察する。
厚労省によると、男性は無症状。ナイジェリアから中東カタールを経由して4日に成田空港に到着し、検疫でコロナ陽性となったため、国立感染症研究所でウイルスのゲノム(全遺伝情報)を解析したところ、オミクロン株と判明した。
男性は10月に米ファイザー製のコロナワクチンを2回接種していた。