2021年12月8日 17:30 | 無料公開
アカイシサンショウウオ(関慎太郎氏撮影)
環境省は8日、山梨、長野、静岡、愛知の各県に生息する絶滅危惧種「アカイシサンショウウオ」など動植物32種を、捕獲や譲渡が禁じられる国内希少野生動植物種(希少種)に指定する方針を示した。
指定の内訳は、アカイシサンショウウオなど26種の両生類のほか、北海道や本州に生息する「カワシンジュガイ」など2種の貝類、長崎県に分布する「シマトウヒレン」など4種の植物。
環境省によると、サンショウウオ類は近年、土地開発に伴う生息地の減少やインターネット上の販売目的での大量捕獲などにより、生息状況への影響が懸念されていた。