乗客の忘れ物、売って活用 東急電鉄とブックオフが実験

 東急電鉄は8日、駅や電車内の忘れ物で3カ月を経過して同社が所有権を得た物を、中古書籍や衣服などを販売する「ブックオフコーポレーション」に売却し、物を捨てずに循環させる実証実験を今月から始めると発表した。収益は再生可能エネルギー由来の電力購入などに充てる。

 東急によると、これまで忘れ物は法律で定められた保管期間を過ぎると原則的に廃棄していて、昨年度は約25トンに上った。傘や衣類、雑貨が多く「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」との意見が東急の社内で上がっていた。携帯電話やIC乗車券などは従来通り、一定期間保管した後に警察へ届ける。


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