仏のマクロン氏、世論調査で劣勢 大統領選想定、ペクレス氏急上昇

フランスのマクロン大統領、ペクレス元予算相(いずれもロイター=共同)

 【パリ共同】フランスの調査会社エラブは7日、来年4月の大統領選を想定した世論調査で、右派野党、共和党の候補に決まったペクレス元予算相の支持率が急上昇し、再選を目指すマクロン大統領を決選投票で上回る結果が出たと発表した。エラブによると、次期大統領選に関する世論調査でマクロン氏が敗れる結果は初めて。

 第1回投票の上位2人で争う決選投票を想定した調査で、ペクレス氏は支持率52%。マクロン氏の48%を上回った。ペクレス氏支持者の約半数は、選択は確実でないと回答した。

 ペクレス氏は別の調査でも支持率が急伸しており、今月4日の党公認決定が好意的に受け止められた形だ。


  • LINEで送る