NY株続伸、492ドル高 新変異株への懸念和らぐ

ニューヨーク証券取引所のディーラーたち=7日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日比492・40ドル高の3万5719・43ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大への過度な懸念が和らぎ、買い注文が膨らんだ。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は461・77ポイント高の1万5686・92。終値の上げ幅として3月上旬以来、約9カ月ぶりの大きさ。

 半導体のインテルが、自動運転技術を開発するイスラエルの子会社モービルアイを来年半ばに米国で上場させると発表。これを手掛かりに、IT関連株に業績拡大を見込んだ買いが入った。


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