サウジ記者殺害の容疑者拘束 パリ近郊の空港で

ジャマル・カショギ氏(ロイター=共同)

 【パリ共同】2018年に在米のサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏がトルコのサウジ総領事館内で殺害された事件で、フランス当局は7日、殺害を実行した部隊の1人とされるサウジ国籍の男(33)をパリ近郊のシャルル・ドゴール空港で拘束した。フランスのメディアが伝えた。

 カショギ氏は18年10月、イスタンブールのサウジ総領事館でサウジ当局者らに殺害された。当初サウジは関与を否定したが、その後間接的に計画性を認めた。サウジとトルコで計30人超が起訴され、サウジでは3人が無罪、8人が禁錮20〜7年の「最終判決」を受けた。


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