パンダのシャンシャンまだ会える 来年6月末まで返還延期

ジャイアントパンダのシャンシャン=6日、東京・上野動物園(東京動物園協会提供)

 東京都は7日、上野動物園(台東区)で飼育されているジャイアントパンダの雌シャンシャン(4歳)の返還期限が、今月31日から来年6月30日に延期されたと発表した。新型コロナウイルスの影響で、輸送に当たる日中の専門家の往来が難しくなったため。

 都によると、シャンシャンは2017年6月に同園で誕生。父母は中国から貸与されたため、子の所有権も中国側にある。当初は満24カ月の月齢時に返還予定だったが、新型コロナの影響などで繰り返し延期されている。展示の終了日などは今後調整する。

 シャンシャンは、体重が誕生直後の147グラムから今月5日の測定で88キロに成長した。


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